Enjoy your coffee life !

コーヒー豆

-beans-

コーヒー豆は、コーヒーノキから採れる、コーヒーチェリーというフルーツの種です。コーヒーノキ、コーヒーチェリーという響き、とても可愛らしくありませんか?

「コーヒー豆」ってすごく種類があって、どれが良いか、どれが自分の好みの味かわからないですよね。
そのせいでコーヒーを楽しむのはハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。この辺りもワインと似ていますね。

“コーヒーは豆できまる“とよく言われますが、 味を決める要因は大きく三つ。
○豆の種類
○焙煎の度合い 浅←−−中−−→深
○淹れ方    乾燥、酸化、蒸らし
以上の3つです。


豆の種類は産地と品質で決まります。 ブルーマウンテンを例にしてみましょう。
日本では高級なコーヒー豆として有名なブルーマウンテンも、産地の名前を冠しています。
ジャマイカのブルーマウンテン山脈で栽培される豆の、さらに標高800〜1,200mのエリアで栽培されるコーヒーノキから採れる豆だけを、ブルーマウンテンのブランドとしています。ブルーマウンテン山脈の名前の由来は、山脈にかかる霧が青みがかって見えるから、だそうで、この霧がブルーマウンテンの風味の要因であるとも言われています。 ブルーマウンテンが世界的にも認められるブランドとして評価が高い要因は、コーヒーの苦味、酸味、甘味、コクが全てほぼ均等な割合で調和していることです。その調和は、山脈にかかる標高1,000m付近から発生する霧が、強い日差しを和らげてコーヒーチェリーの乾燥を防ぐことで生み出されるのです。水はけの良い土と日照の濃度・時間に加え、5分~10分で発生・消滅を繰り返す霧が果実にみずみずしさを加えます。

世界のコーヒー豆の特徴(参照サイト:SAWAI COFFEE)や、国別コーヒー豆の特徴(参照サイト:カメヤマ珈琲)といったサイトを読んでみるのも面白いですよ。

コーヒーノキの種類や産地だけでなく、ジャマイカやコロンビアなど、コーヒー豆の輸出を主な産業としている国では、国ごとに等級をつけ、この等級が豆の種類として扱われることも少なくありません。ただ、国ごとにクラス分けの仕方が異なるのがややこしいところです。さらに、「美味しさ」によって点数がつけられているわけでもないのが、分かりにくい原因かなと思います。例えば、珈琲の最大の消費国であるアメリカなんかでは「コクがあるか」「すっきりとした味わいか」(あくまで例ですが)といったプラスの要素で評価され点数がつけられるのですが(こちらの方が馴染みがありますね)、ブラジルなどの生産国では「欠点豆の種類と量」によってマイナスするという見た目による規格です。なので、味にはあまり関係ないのじゃないかな、と思ったり。ただ、豆の大きさや水分量が、焙煎の仕方に影響を与えるという面は大いにあると思います。
※ハイマウンテン
ハイマウンテンとは、ブルーマウンテンと栽培環境がほぼ同じであるにもかかわらず、ブルーマウンテン地域から少しだけ外れてしまった豆のことです。ブルーマウンテンではなくても、味は「ブルーマウンテンのいとこ」と言われ、ブルーマウンテンに次ぐ高品質なブランドとして高い知名度を誇っています。
ジャマイカ東部のブルーマウンテン山エリア、その中でもジャマイカ政府が認定した地域でのみ収穫されるコーヒーだけに許される“ブルーマウンテン”。その品質管理は、他に類を見ないほど厳格です。

Copyright © 2019 コーヒーを愉しむ All Rights Reserved.